卒業 デジタルニューマスター版


【ユーザーによる評価】 平均評価: 4.5/ 総数: 6件
[5点] 何度でも
何度でも見たくなる映画がある。そして間違いなく「卒業」はその一本である。

私は当時まだ子供で、「小さな恋のメロディ」は理解できても「卒業」は判らなかった。
ミセスロビンソンって悪いおばさんだなぁなんて・・・。
その頃「俺たちに明日はない」「猿の惑星」「007は二度死ぬ」「冒険者たち」等々、
キラ星の如く強い印象を与える作品が多く、その中に「卒業」の輝きを見抜けなかった。

しかし大学生になり、結婚する時期を経て、登場する大人の機微も理解出来るようになる。
サイモンとガーファンクルの歌声と共に、「卒業」は輝きをだんだん増してきたのである。

最近は、永島敏行が撮影現場を旅するTV番組で取り上げた際、またアン・バンクロフトが
亡くなった際(悪いおばさんでも悲しい!)、無性にこの映画を見たくなった。

何回目かに見た際、下宿屋の下宿人の中に、若きリチャード・ドレイファスを発見したりした。
(2007-08-19)
[5点] 少しも古くない!
ミセス・ロビンソン(アン・バンクロフト)の訃報をニュースで知り、一時代が終わったような気がして、30年以上ぶりにこの映画を観ました。
観るに耐えないかと思いきや・・少しも古くないです!どころかサイモンとガーファンクルの名曲の数々の新鮮さ、大好きなダスティン・ホフマンの初はつしさと言いようもない魅力、映像の美しさ、真っ赤なアロファロメオで駆け抜けるシーン、教会からエレーンを略奪するシーンなど、極めて印象的な場面の数々。さすがに名作と言われるだけのことはあります。
ちなみにペーパーバックも読んでみましたが、原作では車は売ってしまい、あの美しい場面ありませんでした・・
しかし青春のいらだちや不安は、いつの時代も共通のものだと改めて思いました (2007-04-06)
[3点] 名作!しかし、傑作にあらず
青春映画の名作として語り継がれている。
バックに流れるサイモン&ガーファンクルの曲もヒットした。
大学は卒業したが、まだまだ世間知らずの主人公(ベンジャミン)。巧みに誘惑する、幼なじみの母親(ミセス・ロビンソン)。
「もじもじ、どきどき」の主人公が「男になったら」、態度も急に大胆になる。このあたりの描写は確かにうまい。
さて、映画の後半、ベンジャミンとエレーン(幼なじみ)が恋仲になった途端、母親(ミセス・ロビンソン)は反撃に出る。ベンジャミンとは「遊び」じゃなかったのか? いい大人がマジになって娘の邪魔をするか? 娘には内緒で「若い男と楽しむ」というのならまだわかるのだが。
エレーンの優柔不断な行動は、結局「有名な花嫁強奪」となって終わる。飛び乗ったバスの中で顔を見つめ合うベンジャミンとエレーン。この先に二人を待っているのは・・・

当時は「古い体制を破壊=ミセス・ロビンソンの『くびき』から抜け出す=卒業」というのがうけたのだろう。
今の若い連中はもっとうまくやるよ。当時だからこそ大ヒットした映画! (2007-03-18)
[5点] コンドルは飛ぶ!!
この映画が素晴らしいとされる理由は多数あるかもしれないが、私はサイモン&ガーファンクルのこのきれいな歌であることは間違いがないと思う。
この歌がこの切ないストーリーを飾り、美しい青春映画にしているのだろう。

ストーリーにしても一種の堕落論を感じさせる映画で「卒業」というタイトルがしみじみ心にしみる。 (2007-03-16)
[5点] パンク精神
勝手ながら、映画史に残る名作であること、それとジャケットのイメージから静かに感動を呼ぶタイプのスタンダードなラブストーリーかと思っていました。
しかし見てみるとなんと反骨精神むき出しのパンクムービーじゃないですか。この手の映画がメインストリームで受け入れられることなんて今のハリウッドではありえそうにないことですけど、やっぱり時代なんでしょうね。
社会への反感、大人になることへの戸惑いを描いたすごくクロリティーの高い映画だと思います。それとこの映画に共鳴できた人は「ドニー・ダーコ」なんかも楽しめると思います。 (2006-11-03)
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Tag : ダスティン・ホフマン