イノセンス スタンダード版

【作品紹介 - Amazon.co.jpより - 】
人々が電脳化された近未来。少女型の愛玩用ロボットが暴走し、人間を殺傷するという事件が頻発する。それを捜査する公安9課の刑事バトーは、自らの脳にハッキングを受けるという妨害を受けながらも、真実に近づいて行く…。1995年に公開された『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』の直接的な続編であり、押井守監督のアニメ作品としても9年ぶりとなる、全世界待望の1作だ。前作の主人公、草薙素子ももちろん“登場”する。
美麗なCGで彩られる画面の情報量も、サスペンス調の本筋を時に逸脱して語られる“禅問答”の量も、前作を遥かに凌駕。躊躇なく難解な一方で、バトーという寡黙なサイボーグに感情移入しやすい味付けがなされているのが今作のミソだ。そうして描かれる“未来”は、機械とネットに支配されながらもこの上なくウェット。それこそが、前作が提示した“人間とは、魂とは何か”という問いへの渾身の回答なのだろう。(安川正吾)

【ユーザーによる評価】 平均評価: 3.5/ 総数: 233件
[2点] 作家性とは
その解答が箴言では哀しすぎる

夾雑物を取り除けば、テーマ自体は普遍的でシンプルなものであり共感もできるのだが
わざと難しく語ろうとしている。
引用に関しての自虐ギャグなのか?それとも
照れ隠しなのか?...このテーマを語るのがそんなに恥ずかしいか?
「パンツを脱がない」押井らしいといえばそれまでだが

「押井作品らしさ」に押井自身をはじめ制作者が囚われて、余計な一筆を付け加えたために「難解そうな」作品になってしまった。残念で仕方ない

ある記事で、コケたことに対して「プロデューサーに貸しが出来た」とか冗談めかして言っていた監督に腹が立つ
鈴木氏を起用したところでどうなるレベルの問題ではない。

画や音は別にして、もともと劇場公開には向いてない内容の作品であるので、
DVDあるいはブルーレイをホームシアターシステムで(可能であれば)繰り返し鑑賞するのが正解 (2008-04-26)
[4点] 昔は難解でしたが
中学生の頃に劇場に足を運びました。確かあの年はアニメイヤーといわれていたんですよね?「スチームボーイ」「アップルシード」「ハウルの動く城」「マインドゲーム」「雲の向こう、約束の場所」などなど。その中で特にイノセンスはひたすらCMをしていたので、前作の攻殻機動隊も知らずに見に行ったんですよ。
そりゃ難解ですわ。前作があるとすら知らなかったし、少佐って誰よ?状態でしたもの。その時は「意味不明」で終わりました。

その後、GHOST IN THE CHELL を見て大好きになり、再びイノセンスを見直しました。
やっぱり前作を知っていたら、当たり前ですが面白さが格別でした(笑)
数々のシーンで「ああ監督こういうのがやりたかったんだなぁ」と感じ、なかなか面白さを感じましたね。
中学生の頃は「なにさ。理屈ばっかりこのくりまわして。まるで辞書からまんま引用したみたい。薄っぺらい作品!」と、ボロクソでした(笑)
今は心身共に余裕が出てきて、こういうのも全然アリだと認められるようになった…というか楽しめるようになりました。

素子とバトーの関係もなんだか切ない。互いに葛藤しながら生きていく様は、人間以上に人間らしいです。 (2008-04-16)
[5点] 難解だが面白い
原作を全く知らないので、物語の世界に入り込むまで慣れが必要。
ただし、一旦入り込めてしまうとその世界観に引きずり込まれていく。
とにかく会話そのものが難解で電脳という世界観を理解してから出ないとそれぞれの意味合いもまったくわからないがそこで諦めなければ、もうひとつの世界へワープできる。
そしてなにより映像が素晴らしい。こんな感覚の映像を見たことがない。日本でしかできない雰囲気がする。借りるのではなく買って何度も観る映画だと思う。
難解なだけに解説付きの映像も面白い。 (2008-03-09)
[5点]
これを見るために前作の攻殻機動隊を見たんだが、ご親切にもDVDにはガイダンス短編アニメ15分がついていて、世界観とか登場人物とか詳しく説明されていた。


見終わって頭の中がグルグルグル・・・軽く見てると痛い目にあうなあ。マトリックスに影響を与えている、の意味がよくわかった。


都市は脳の外部記憶装置である、って養老孟司も言っていたやうな。


この世界がしょせん脳が作り出したものであるならば、夢と現実や、人間と機械の違いってなんなんだろう。


ありうべき近未来だから救いがないような気がするんだが、そこでゴーストとかいって、全身機械化されても人間のアイデンティティを保持していてくれている(っていう設定だったきがするが)のが唯一の救いか。


アンドロイドで最初に作られるのは間違いなくセックスロボットだと思う。エロは科学を牽引する。


孔子だの旧約聖書だのミルトンだの、名言引用しまくりーで説教臭くなってるかも。押井守教養あるなあ。良いアニメを作るには文系理系問わずハンパない知識が必要だわ。 (2008-02-21)
[4点] 熟視するものにあらず。
観客の動体視力お構い無しの情報量。
特に後半の択捉(エトロフ)シーンの美しさには目玉がぐるぐるします。
巨大都市のあちこち細かい描写に目を奪われて。
だから何度でも観てしまう。
主役のバトーと「素子」については、前作「攻殻機動隊」を観てからの方が理解できると思います。
レンタル版には本編の前に10分くらいの攻殻世界についての予習みたいな解説が入ってました。
でもこのセル版にはありません。
あれば、これだけオススメするんだけど。だから星4コ。
攻殻って何?な人、とりあえず前作と合わせてレンタルしてから検討してみて。 (2008-01-25)
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